パブリックエネミーズ

やけにガンファイトが多いな、と思っていたらエンドロールで初めて気づいたのですが、監督は男ノワールの巨匠マイケル・マンでした。これは納得。

Wikipedia マイケル・マン(映画監督)より

スタンリー・キューブリックの『博士の異常な愛情』を見て映画監督になることを決意。

うーん、深い。

クリストファー・ノーランは、自身の監督作であり大ヒットした『ダークナイト』の制作にあたって、『ヒート』を参考・研究したと述べている。

どこらへんを参考にしたんだろう。

ぼくはお金を使わずに生きることにした

ぼくはお金を使わずに生きることにした

ぼくはお金を使わずに生きることにした

今のところ今年読んだ本の中では1番良かった。著者の考え方や行動はややエキセントリック過ぎる気がするけれど、そういう偏りからこそ意外と学ぶことが多いものなのだ。自分の知らないことが多く勉強になった。
文章も翻訳もこなれてて(ややおかしな所があった気はするけれど)読みやすかった。手作りフェスやりたい!

ダークナイトライジングひとり反省会(ネタバレ)

ノーランシリーズの「バットマン」としてはイマイチだと思いますが、勧善懲悪ものとしては楽しめました。それだけに何か言いたくなる映画だったな、と。以下は適当に感想です。ご意見無用。

良かった

  • ルフレッド
    • 名優だなあ。泣けました。
  • スケアクロウ
    • シリーズを通じて俳優さんのキャラクターを上手く捉えてた。
  • キャット・ウーマン
    • 3作目にして、ようやくいい感じのヒロインが出てきた。はねっかえりな所がまたカワエエのう。
    • 前科にそこまでこだわる必要ないのでは?どっかでまっさらな戸籍買えないの?
    • レズじゃなかったのか?
  • バットポッド
    • バイクへの愛を感じた。

良くなかった

  • ベイン
    • あんまり強そうじゃなかった(この敏捷性と破壊力?)。アクションが腰の悪い人みたいだった。
    • 負けて半べそだった。キャノン砲でやられる最後も×。
    • 演説のシーンも、だから何が言いたいんだよ的な。
    • 全盛期のMr.Tを起用するべきだった。
  1. ミランダ・テイト
    • 美人なのかなあ。やたらラブリーだと言われてたけど。
    • お前なら多分俺でも勝てるわ。
    • 息絶えるところは出来の悪いコントみたいだったなあ。
  • オキュパイ・ウォールストリートみたいな小話
    • そんなもん要りません。
  • ジョン・ブレイク
    • 活躍しすぎ。「誰でもヒーローになれる」というメッセージがくどくなった。
  • 編集
    • 時間の都合、話の都合で編集しましたといった箇所が散見された。ゴードンの病室の窓ガラスを割らずどうやってバットマンは病室に入ったんだろうね。

ブルース・ウェインの破産、リーアム・ニーソン、ギプス、についてなど他にも言いたいことは色々あるんだけどやっぱり良くなかったところの方が多くなりますな。時間をかけた割には設定/脚本がちょっと、というのが一番大きい気がします。それとも脚本に目がいってしまうようなアクションシーンの力の無さが悪いのか。

時間があるときにもう1回ビギンズから観てみよう。

酔ってます

プロフェッショナル 仕事の流儀 失敗の数だけ、人生は楽しい

プロフェッショナル 仕事の流儀 失敗の数だけ、人生は楽しい

人のため(為)と書くと「偽」になりますからね。だから、本当に自分にとって楽しいことかどうかが、世の中にとっても重要なのではないかと思うんです。

大人としてギリギリアウトを攻めていこう。今決めた。

ジェフリー・アーチャー

獄中記―地獄篇 (角川文庫)

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獄中記―煉獄篇

獄中記―煉獄篇

ちょっと前のことになるけど「獄中記 地獄編」「獄中記 煉獄篇」を読みました。ジェフリー・アーチャー自体はあんまり面白いとは思わないんだけど、この2冊は良かったです。イギリスの刑務所内の事情が割りと生々しく描かれていると思いますので、興味があったらどうぞ。まあヤッピーが刑務所に入りましたってな感じだね。

あんまり関係ないけど、ドストエフスキー程度に小説とか人間を極めるには、死の家の記録みたいな経験が必要ではないかと思います。才能や努力次第であそこまで行けるものなんだろうか。地獄の底を舌で舐めるような経験が必要なんではないだろうか。どうなのよ。

長女の成長が著しい

長女は相変わらずのおちゃっぴいですが日に日に出来ることが増えており、それに引換えこちらの知力体力は衰える一方で、「こんなことも出来ないの」「こんなことも知らないの」と言われる日もそう遠くないんだろうなあと思います。情けないようでたくましくもある。それから長女は2月14日で5歳になります。おめでとう。ありがとう。

そうは言ってもむざむざとやられはせんよという訳で、限られた時間の中で体を動かしたり頭を使ったりして精一杯老いに抵抗するしかないのです。何時までも遊んでもらえるように頑張りたいと思います。

次女は長女に比べるとやや気性が荒い感じです。でも下の子の方が子供として普通なのかもしれません。上の子は本当にマイペースだから。