読書した

アンチェロッティの戦術ノート

アンチェロッティの戦術ノート

W杯前ということで、読んだ。いい年齢してワールドサッカーダイジェストを読んでる大きなお友達にはおなじみの連載を本にまとめたもの。
どうしてもあの代表とかあの協会について色々言いたくなる。言わないけど。頑張ってください。

ただマイヨ・ジョーヌのためでなく

ただマイヨ・ジョーヌのためでなく

面白かったのでほぼ一気に読んだ。「才能にあふれたモンスター(人非人)が挫折を経験してアスリートとして(人間として)成長していく」ストーリーといえばそれまでかもしれんが、ただの挫折じゃなくて癌だからねぇ。すごいわー。
原題のとおり自転車競技に興味がない人にも楽しめると思う。

上り続けていく間に、僕には自分の人生全体が見えた。僕のこれまでの生きざまと僕に与えられている賜物、そしてその目的も。それは単純なことだった。「僕の人生は長くつらい上り坂を上るためにある」

それから、編集さんの手が入ってることとは思うけど、大した文才。